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坂口さんへ
坂口修一の魅力を一番引き出せる作家は僕だと自負しています。
これだけの作家さんがいますから、
いろんな坂口修一が見られるでしょうが、たぶん僕のが一番です。
愛嬌と腹黒さ。愛嬌よくするほど腹黒く見られる
坂口修一の根本的不幸をもっともよく引き出せる作家は僕でしょう。
たのしみにしていてください

「吉田和夫物語」(作・演出/ごまのはえ)
坂口修一がもっとも影響を受け、
もっとも尊敬し、人生の師と仰ぐ人物。
それが吉田和夫。
現在の日本人が忘れてしまった
この偉人の業績を役者坂口が熱演します。
はたして吉田和夫とはどんな人物だったのか?
お楽しみに!


ごま君の書く不格好で不器用な人間が大好きです。誰にでもあるずる賢くて、醜い部分を全て背負わされた登場人物たち。それでいて、その人たちが愛すべき人に見えてくる!ごまくんの描くそんな登場人物を僕が演じられる、今から楽しみです。

4月舞台写真 クリックすると拡大します
4月を終えてコメント
「火曜日のシュウイチ」 の初日に立ち会えたことを光栄に思っています。リハーサルにはたくさんの人が手伝いに来ていて、そのなかで僕は別段仕事もなくうろうろしていただけですが、お昼には吉野家の豚丼(並)をだしてもらって、おいしかったです。
「役者である前に自営業でありたい!」と、坂口氏は言ったことはありませんが、自営業感覚こそ表現者の基本だと考える僕にはあの豚丼(並)こそ心に沁みる味でした。ありがとうございます。四月は前半浮き足立って後半地に足がつく季節です。新緑の五月を迎え、ますます加速してゆくことを願っています。観に行きます。
ご自愛ください。
いやぁ、4月、1年間の記念すべきスタートでした。4月がこけたらもう、そら、 エライこっちゃです! そんな重圧に耐え、見事4月スタートダッシュを切らせてくれたごま君に感謝です。
でもね、ごま君、君が初日に食べたお弁当は豚丼じゃないよ、牛丼だよ。せこいようだけど、そこのちょっとの頑張りが「火曜日のシュウイチ」なのだよ!
で、「吉田和夫物語」。いやぁ、僕の芝居人生初の坂口修一役でしたからね。楽 しかったです。観に来られたお客様にもう一度念を押しておきますがあれは全くのフィクションで、入念な役作りの上の坂口役です。実際の僕とは全く違いますので、誤解なさらないように!
まだまだ続くので打ち上げもままならないままですが、まずはごま君ありがとうね〜。


ごまのはえ
1977年、大阪府生まれ。劇作家・演出家・俳優。
佛教大学在学中に劇団「紫」に入団、
99年ニットキャップシアターを旗揚げ、代表を務める。
大人から子供までが楽しめるドタバタコメディから
シュールでシニカルな悲劇まで、幅広い作風が人気。
04年『愛のテール』で第11回OMS戯曲賞大賞を、
05年『ヒラカタ・ノート』で第12回OMS戯曲賞特別賞を、
同年同作で新・KYOTO演劇大賞、演出賞、観客賞を受賞。
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