2007年03月10日

坂口修一プロフィール

1975年大阪府出身。
1993年関西大学入学時より演劇サークル『展覧劇場』に加わる。
卒業後、先輩や同級生とともに、『T∀NT RYTHM』を旗揚げ。
劇団解散後、フリーの役者として活動。98年には一人芝居ユニット『土の会』を結成。
濃い顔立ち、大きな声、鍛えられた肉体と明るいキャラクターで、関西小劇場の人気者に。
安定した演技には定評があり、コメディからアングラまであらゆるジャンルの出演依頼が絶えない。
その年間の出演数は17本を超えることも。
関西一舞台出演が多い役者であるといっても過言ではない。

主な舞台
『T∀NT RYTHM』全公演
惑星ピスタチオ「破壊ランナー」「白血球ライダー2000」
劇団そとばこまち「猿飛佐助」
メイシアタープロデュース近松劇場「木偶の坊や」
大阪現代演劇祭<仮説劇場>WAオープニング公演「劇場へ !!」
HEP HALL Produce Theater 14「夏の夜の夢」
ファントマ「幕末狂刀伝」「Kitty」「ジョリー・ロジャー」「サイボーグ侍」
KAVC Produce「ワイルド番地」
ニットキャップシアター「喉骨のフルート」「虹のカマドウマ」「どん亀演劇祭V3」
ピースピット「SMITH」
sunday「四月のさかな」
石原正一ショー「よろしくキャノンボール'99」「釣りチキなみえ」「トニーとナッツ大会」
「必っちゃん殺っちゃん」「野球狂の詩子」「天使だらけの傷」「ボボボーボ・坊ちゃん」

2007年03月09日

土の会の紹介|土の会とは


役者馬鹿坂口修一が「役者としての力を極めたい!」と
『TANT RYTHM』の座長 サシマユタカ と
関西気鋭の舞台美術家 柴田隆弘 の3人で
1997年に結成した坂口修一の一人芝居のためのユニット。
一人芝居の新たな表現方法を模索し、主に20分という短編の作品を発表。
役者坂口修一の魅力を余すところなく出し尽くす一人芝居は抱腹絶倒。
笑いの根底には深い人間愛がテーマとして流れている。
ツトムという主人公の夏の1日の出来事を
年1回リアルタイムに発表、5年間の連続作「幸せシリーズ」や、
劇場という空間にしばられず喫茶店での連続公演、
コックピットという特殊な空間でお客さんとの
即興性を重視した作品など様々な取り組みを行っている。

メンバー紹介

詳しいプロフィールはこちら


関西大学入学と同時に演劇活動を開始。
卒業後メーカーに就職するがすぐ退職し
1997年5月TANT RYTHMを旗揚げ。
その翌年1998年に土の会へ参加。
以降土の会の主な作品を手がける。


1976年生まれ。兵庫県出身。
1997年大阪芸術大学舞台芸術学科舞台美術コース卒業。
在学中に南船北馬一団の旗揚げに参加。
関西の小劇場を中心に活動中、美術プランから
大道具製作まで関わることが多い。
TANT RYTHMの旗揚げから最終公演までの舞台美術を担当する。
※主な美術担当劇団
スクエア、劇団八時半、飛ぶ劇場、sunday(劇団☆世界一団)など
日本舞台美術家協会会員 第28回伊藤熹朔賞新人賞受賞

土の会の紹介|土の会の歴史


1998年8月
「幸せな一日」
プラネットフェスティバル'98 参加作品

主人公は和歌山生まれ和歌山育ちの青年ツトム。
友人は多いが親友と呼べる友達は皆無。
彼は東京へ憧れるエセヒップホッパー。
「ちゅーうっす、俺、なにわの爆弾 boy シンゴ!よろしくぅ!」
ビデオカメラに向かって必死に自己アピールする彼。
いけてる自分をアピールすればするほどボロが出る
超いけてない彼の背伸びに観客は涙する。
最後のどんでん返しが悲しみを増す作品。

1999年8月
「幸せに一日」
プラネットフェスティバル'99 参加作品

ツトムはヒップホッパーを卒業、
実家和歌山を飛び出し、一人暮らしを始める。
生活費のため阪急淡路駅でのバイトに精を出しているが、
バイトの粋を超え、仕事にのめりこんでいるツトム。
同期シルバーフォックスとの死闘が駅のホームで今日も繰り広げられる。

2000年8月
「幸せぬ一日」
プラネットフェスティバル2000 参加作品

バイト先を関テレの AD に変え今日も大張り切り。
今日は 「ひろみの終戦記念日で GO!」 という番組を担当。
恐怖のプロデューサー、トクさんにしばかれながら
盛り上がらないお客さんを見事盛り上げることが出来るのか!?

2000年12月
「不幸せな一日」
PS session 2000 参加作品

時は安土桃山時代。
刀狩り令をうけ、村の刀を集めて運んできたお百姓さんシトム。
自慢の紀州梅とともに村から出てきたシトムだが、
勝手の違う城下町で道に迷ってしまい途方に暮れる。
仕方なしにお地蔵様に愚痴を聞いてもらうことにするが・・・。

2001年8月
「幸せね一日」
プラネットフェスティバル2001 参加作品

今年の夏は箕面付近で流しそうめんのそうめんを流す
竹筒持ちという奇妙なバイトを始めるツトム。
キャバクラにはまってしまい、キャバ嬢の裕美ちゃんと一緒に
ミュージカル「CATS」を観劇出来る日を夢見ながら
今日もひたすらそうめんを流す。

2001年9月
「憧れた日々」
KOBE Short Play Festival 参加作品

漫画家の締め切り日。
部屋にはどうやら原稿待ちの編集者。
扉の向こうではかんづめにされている作家がどうやらいるらしい。
死に物狂いの作家を横目に編集者はあきらめているのか
かなりリラックスした様子で無慈悲な発言を連発!
徐々に狂っていく編集者、そんな彼のもとに1本の電話が・・・。

2002年3月
「土の会のお茶会」

2002年5月
「色彩のブルース」
芸術創造館一人芝居シリーズ独〜solo〜 参加作品

様々なシチュエーションの様々な登場人物の
様々な人間模様をたった1人で演じきる。
1本あたり15〜25分の短編一人芝居を4本一気に上演。
しかも毎週新作を1本ずつ加えていくという
魅惑のローテーション方式!(演者にとってはまさに地獄…)
喜怒哀楽すべて味わえる超おとくなオムニバス。
今回の作品のキーワードは「色」と「ブルース」!!

『赤い鼻の人』
マンホールの中に閉じ込められている男。
暗闇の中、どうしてこんなことになったのか、
途方に暮れる男の回想が始まる。
そしてマンホールからの脱出はなるのか!!

『黒い肌の人』
ブライダル相談所ではブラジルから帰化したばかりの炉婆都(ロバート)が。
フィアンセとともにブライダル担当者と結婚式の相談。
幸せな時間のはずが事態は思わぬ方向に。

『紫の指の人』
テレホンセンターでは無数の机と電話が整然と並んでいる。
坂田絹江はベテランのテレホンアポインター。
今日も獲物を狙って電話をかける。
押して押して押しまくる彼女の必殺口撃に
お人よしな旦那さんはタジタジ!
ところが最後の最後でまさかの大逆転。

『白い眉の人』
とある運転免許センター鬼教官の本郷のところへ
今日始めて2段階を受ける教習生がやってきた。
鬼教官の名に恥じない執拗な指導!意地悪な罠の数々!
調子にのってドン臭い教習生をいじめる彼に思わぬ落とし穴が。

『青い目の人』
整形外科医の松井先生は自分の病院が誇らしくてたまらない。
完璧な設備に完璧な医療。
看護婦も全員元モデルにする徹底ぶり。
そんなサービスを維持するために彼にはある秘密が。

『黄の手の人』
調味料を蟻の巣という蟻の巣に置いてまわる不思議な男。
一体、彼の行動の訳は?
アパートの一室で繰り広げられた
蟻と一人の男の壮絶な対決の日々が今語られる。

『緑の髭の人』
駐禁をきられかける男が一人。
彼こそは元神奈川連合14代目総長服部剣也!
警察官だろうがなんだろうが喧嘩上等よ!
ところが今はおかぁちゃんに頭があがらない普通のおとうさん。
今日も息子のパンパースを買いに来たところでのこの駐禁。
かんべんしてくれよお巡りさん。
早く帰んねぇと、うちのおっかちゃんはおっかねぇんだ〜!!

2002年8月
「幸せの一日」
プラネットフェスティバル2002 参加作品

ついにツトムに彼女が!?
キャバ嬢の裕美ちゃんとどうやら上手く行っている模様。
今日はバイトではなく彼女と海外旅行へ。
どうやら彼女の方は先に搭乗手続きをすませて中にいる模様。
早く彼女に会いたいツトムだが、どうしても
金属探知機にひっかかってゲートをくぐれない!
ツトムは彼女と幸せに海外旅行へ行けるのか!?
お客様からの選択による
マルチエンディングシステムを初めて導入した作品。

2004年9〜11月
「土の会のコックピット」
劇団衛星の文化祭典
「第五長谷ビルのコックピット、東京駒場のコックピット」 参加作品

ウソでもいいから動物嫌いの彼と動物園でデートしたいの!
ウソでもいいからヨン様に「愛してる」って言ってもらいたいの!
心までは動かせないけど体だけなら思い通りに操縦できる。
欲望に満ち溢れたリクエストに答えるべく
人間操縦マシーンのコックピットは年中無休でフル回転。
人間を操縦するなんて倫理的に許されるの?
本日は人権団体相手に釈明会見。
無事説明を終えたはずだったが、
人権団体を乗せたまま高度4000メール上空に飛び立った
人間操縦マシーンは恐怖のどん底に叩き落される!
「誰かが俺を操っている!?」
土の会初の長編作品、超近未来ハイパートランスSFコメディ。

2006年9月
「男達の挽歌 !!」
BLACK CHAMBER 文化祭 参加作品

そう遠くない未来、阪急電鉄がホスト業界に殴りこみ!
その名も駅ホスト「ラガール」。
その「ラガール」を舞台にNO.1駅ホストの座を駆けて、
万年NO.2男、騎士・ナイトが阪急愛を胸に秘め、勝ち目の無い戦いを挑む!
果たしてその結末は!?